5α還元酵素阻害薬と2型糖尿病発症リスク:タムスロシンとの比較
【背景】
良性前立腺肥大症治療薬である5α還元酵素阻害薬(デュタステリド、フィナステリド)が2型糖尿病発症リスクを上昇させる可能性が示唆されており、そのリスクをタムスロシンと比較し、大規模コホートで検証する必要があった。
【結果】
5α還元酵素阻害薬(デュタステリド、フィナステリド)を服用した男性は、タムスロシン服用者に比べ、2型糖尿病の発症リスクが有意に高かった。英国データでは、デュタステリドの調整ハザード比1.32(95%CI 1.08-1.61)、フィナステリド1.26(95%CI 1.10-1.45)であった。両薬剤間でのリスク差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
良性前立腺肥大症患者に5α還元酵素阻害薬を処方する際、タムスロシンと比較して2型糖尿病の発症リスクがわずかに上昇する可能性を考慮すべきである。特に、既に2型糖尿病の他のリスク因子を持つ患者では、これらの薬剤を開始する際に血糖値などの追加モニタリングが必要となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

