主要心血管ガイドラインの推奨根拠はRCTが少なく、専門家意見が大半を占め、改善傾向なし
【背景】
臨床ガイドラインはRCTに基づくのが理想だが、過去にはその割合が低いとされてきた。本研究は、主要な心血管ガイドラインにおける推奨の根拠レベルと、その経時的変化を評価した。
【結果】
26のACC/AHAガイドライン(2930推奨)では、LOE A(複数RCT)は8.5%、LOE B(観察研究/単一RCT)は50.0%、LOE C(専門家意見)は41.5%だった。25のESCガイドライン(3399推奨)では、LOE Aは14.2%、LOE Bは31.0%、LOE Cは54.8%だった。LOE Aの割合は、ACC/AHA、ESCともに過去のガイドラインと比較して増加していなかった。
【臨床へのインパクト】
主要心血管ガイドラインの推奨の大部分が、依然として専門家の意見や観察研究に依存している現状が示された。これは、日常診療でガイドラインを遵守する際に、その根拠の強さを常に意識し、個々の患者背景に応じた柔軟な判断が求められることを示唆する。今後、より質の高いエビデンス創出の必要性が再認識されるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

