大腸がん、異母(父)兄弟の罹患歴は同胞並みにリスク増、スクリーニング考慮を
【背景】
大腸がん患者の家族における罹患リスクは知られているが、特に異母(父)兄弟のような二次近親者におけるリスクの詳細は不明だった。本研究は、このギャップを埋め、家族歴に基づくリスク層別化に役立つ情報を提供することを目的とした。
【結果】
大腸がん患者の同胞における生涯累積リスクは7%で、家族歴がない場合と比べ1.7倍(95%CI 1.6-1.7)増加した。異母(父)兄弟でも同様に6%のリスク増加(標準化発生率1.5、95%CI 1.3-1.8)が認められた。片親と異母(父)兄弟の両方に罹患歴がある場合のリスクは3.6倍(95%CI 2.4-5.0)と高かった。
【臨床へのインパクト】
これまで不明瞭だった異母(父)兄弟の大腸がん罹患歴が、同胞の罹患歴と同程度にリスクを増加させることが示された。この知見は、大腸がんの家族歴聴取において、異母(父)兄弟の罹患歴も重視すべきであることを示唆する。特に、片親と異母(父)兄弟の両方に罹患歴がある場合は高リスクと認識し、リスクに応じたスクリーニングの導入を検討する根拠となりうる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

