塩分とカリウム摂取量、心血管イベントと死亡リスクの最適バランスは?

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2019-03-13 | DOI:10.1136/bmj.l772

📄 原題:Joint association of urinary sodium and potassium excretion with cardiovascular events and mortality: prospective cohort study.

🔗 PubMed:PMID: 30867146

【背景】

WHOはナトリウム2g未満、カリウム3.5g超を推奨するが、この同時達成は現実的か。また、心血管イベントや死亡リスクとの関連を、両者の組み合わせで評価した研究は少ないため、国際的な大規模コホートで検証した。

【結果】

ナトリウムとカリウムの同時推奨達成者は0.002%と極めて稀だった。心血管イベントと死亡リスクが最も低かったのは、ナトリウム摂取量3-5g/日かつカリウム摂取量中央値超の群であった。低カリウム群では、低ナトリウム群(HR 1.23, 95%CI 1.11-1.37)でも高ナトリウム群(HR 1.21, 95%CI 1.11-1.32)でもリスクが高かった。

【臨床へのインパクト】

WHOの厳格なナトリウム摂取目標を達成しつつ高カリウム摂取を両立することは現実的ではない。本研究結果は、ナトリウム摂取量を3-5g/日程度に抑えつつ、カリウム摂取量を増やすことが、心血管イベントと死亡リスクを最も低減する可能性を示唆する。患者指導において、ナトリウム制限だけでなく、カリウム摂取の重要性をより強調する根拠となりうる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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