術前薬物療法後も遺残病変のあるHER2陽性乳がん患者へのT-DM1術後補助療法は再発リスクを半減させる

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2019-02-14 | DOI:10.1056/NEJMoa1814017

📄 原題:Trastuzumab Emtansine for Residual Invasive HER2-Positive Breast Cancer.

🔗 PubMed:PMID: 30516102

【背景】

術前薬物療法とHER2標的療法後に浸潤性乳がんが遺残する患者は予後不良である。転移性乳がんで有効性が示されている抗体薬物複合体T-DM1が、この遺残病変のある早期乳がん患者の予後を改善するかを検証した。

【結果】

術前薬物療法後に遺残病変を有するHER2陽性早期乳がん患者1486名を対象に、術後補助療法としてT-DM1またはトラスツズマブを14サイクル投与した。3年時点の浸潤性疾患のない生存率はT-DM1群で88.3%、トラスツズマブ群で77.0%であり、T-DM1群で浸潤性疾患または死亡のリスクが50%低かった(ハザード比 0.50、95%CI 0.39-0.64、p<0.001)。

【臨床へのインパクト】

HER2陽性早期乳がん患者において、術前薬物療法後に浸潤性遺残病変が認められる場合、術後補助療法としてT-DM1を選択することで、従来のトラスツズマブ単独よりも再発または死亡のリスクを大幅に低減できる可能性が示された。本結果は、高リスク患者に対する術後補助療法の標準治療をT-DM1に変更する根拠となり、日本の臨床現場における治療選択に影響を与えるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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