公衆衛生分野の大学教員、上級職での女性・マイノリティの昇進は依然困難、多様性政策は不十分

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-02-09 | DOI:10.1016/S0140-6736(18)32609-6

📄 原題:More talk than action: gender and ethnic diversity in leading public health universities.

🔗 PubMed:PMID: 30739695

【背景】

公衆衛生大学における女性や民族的マイノリティのキャリアアップは長年の課題です。大学ランキングに職員の多様性データを含めることで改善される可能性があると考えられています。本研究は、世界トップ15の社会科学・公衆衛生大学における性別と民族性によるキャリア進展の違いを調査しました。

【結果】

多数の多様性に関する方針や行動計画が報告されているにもかかわらず、上級学術職では依然として明確な性別および民族性の格差が認められました。すべての大学で、下級職では女性が男性を上回るにもかかわらず、中級から上級レベルで女性の割合が減少しました。民族的マイノリティの女性は、下級職での割合が少なく、上級職に進むにつれてさらに割合が減少するため、特に不利な状況にある可能性があります。

【臨床へのインパクト】

本研究は、公衆衛生分野の大学における多様性推進の取り組みが、上級職への昇進という点で十分な成果を上げていない現状を明らかにしました。これは、日本の医療機関や大学におけるキャリアパスの多様性推進においても同様の課題が存在する可能性を示唆します。多様性に関する方針の策定だけでなく、実際の昇進における公平性を確保するための具体的な行動計画と評価基準の導入が、より公平な医療人材育成に繋がるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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