超早産児への経腸ラクトフェリン補充、後期発症感染症予防効果なし
【背景】
超早産児における院内感染は罹病率と死亡率の重要な原因です。これまで小規模試験で、ウシミルク由来抗菌タンパク質のラクトフェリン経腸補充が感染症を予防する可能性が示唆されていましたが、大規模試験での検証が必要でした。
【結果】
英国37病院で2203名の超早産児を対象とした大規模RCTの結果、ラクトフェリン群(1093名)の後期発症感染症発症率は29%、対照群(1089名)は31%でした。最小化因子で調整したリスク比は0.95(95%CI 0.86-1.04、p=0.233)であり、有意な差は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、超早産児に対するウシラクトフェリン経腸補充が後期発症感染症のリスクを低減しないことを示しました。この結果から、超早産児の後期発症感染症および関連する罹病率や死亡率の予防を目的としたラクトフェリンのルーチン使用は支持されません。臨床現場での推奨は変更されるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

