CABGにおける両側内胸動脈グラフト、10年死亡率で片側との差なし
【背景】
冠動脈バイパス術(CABG)において、複数の動脈グラフトを使用すると単一動脈グラフトよりも長期生存率が向上する可能性が示唆されていました。本研究では、両側内胸動脈グラフトの使用が予後に与える影響を評価しました。
【結果】
CABG予定患者3102人を両側内胸動脈グラフト群と片側内胸動脈グラフト群に無作為割付しました。10年時点の全死因死亡率は、両側群20.3%(315人)、片側群21.2%(329人)で、ハザード比0.96(95%CI 0.82-1.12)、P=0.62と有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究の10年時点での結果は、CABGにおいて両側内胸動脈グラフトが片側グラフトと比較して全死因死亡率を改善しない可能性を示唆しています。この結果は、術式の選択において両側グラフトのルーチンな推奨を見直すきっかけとなるかもしれません。ただし、さらなる研究で複数の動脈グラフトの優位性を検討する必要があるとしています。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

