潰瘍性大腸炎、嫌気性処理便の短期間便微生物叢移植で8週時点の寛解率向上
【背景】
潰瘍性大腸炎(UC)に対する高強度好気性便微生物叢移植(FMT)は有効性が示されている。嫌気性処理FMTは微生物生存率を高め、より低い治療強度でも効果が期待されるため、その有効性を評価した。
【結果】
軽症から中等症の活動期UC患者73名を対象に、嫌気性処理ドナーFMT群(n=38)と自己FMT群(n=35)に無作為に割り付けた。主要評価項目である8週時点でのステロイドフリー寛解は、ドナーFMT群で32%(12/38)、自己FMT群で9%(3/35)に達し、群間差は23%(95%CI, 4%-42%)であった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、嫌気性処理を施したドナーFMTが、軽症から中等症の活動期UC患者において、短期間の治療で8週時点の寛解導入に有効である可能性を示唆している。今後の大規模試験や長期的な寛解維持、安全性に関する検証が待たれるが、UCの新たな治療選択肢としてFMTの導入が検討されるきっかけとなるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

