SGLT2阻害薬は心血管・腎イベントを抑制、動脈硬化性疾患の有無で効果に差

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2019-01-05 | DOI:10.1016/S0140-6736(18)32590-X

📄 原題:SGLT2 inhibitors for primary and secondary prevention of cardiovascular and renal outcomes in type 2 diabetes: a systematic review and meta-analysis of cardiovascular outcome trials.

🔗 PubMed:PMID: 30424892

【背景】

SGLT2阻害薬の心血管・腎アウトカムに対する効果の大きさや、ベースライン特性による効果の異質性は不明な点が多かった。本研究は、2型糖尿病患者におけるSGLT2阻害薬の有効性を包括的に評価するため、主要心血管イベント試験の系統的レビューとメタ解析を実施した。

【結果】

SGLT2阻害薬は主要心血管イベントを11%減少させた(HR 0.89 [95% CI 0.83-0.96])。この効果は既存の動脈硬化性心血管疾患を有する患者でのみ認められ、非動脈硬化性心血管疾患患者では認められなかった。心血管死または心不全入院は23%減少(0.77 [0.71-0.84])、腎疾患進行は45%減少(0.55 [0.48-0.64])し、これらは動脈硬化性疾患の有無に関わらず一貫していた。

【臨床へのインパクト】

SGLT2阻害薬は、動脈硬化性心血管疾患を有する2型糖尿病患者において、主要心血管イベントの抑制に寄与する。一方、心不全入院や腎疾患進行の抑制効果は、動脈硬化性心血管疾患や心不全の既往の有無にかかわらず認められるため、幅広い2型糖尿病患者の心腎保護に有用である。特に心不全入院の抑制効果は、ベースラインの腎機能が悪い患者でより顕著であった。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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