一般集団におけるn-3脂肪酸サプリメント、心血管疾患・がん予防効果は認められず
【背景】
複数の観察研究でn-3脂肪酸摂取と心血管疾患・がんリスク低下の関連が示唆されているが、一般集団でのサプリメントによる予防効果は不明であった。本研究は、心血管疾患およびがんの一次予防におけるn-3脂肪酸補充の効果を検証した。
【結果】
25,871人を対象に中央値5.3年追跡した結果、主要心血管イベント発生率はn-3群386人、プラセボ群419人(ハザード比0.92、95%CI 0.80-1.06)。浸潤がん診断はn-3群820人、プラセボ群797人(ハザード比1.03、95%CI 0.93-1.13)。いずれも有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、一般集団におけるn-3脂肪酸サプリメントが、主要心血管イベントやがんの一次予防に寄与しないことを示唆している。現状、心血管疾患やがんの予防目的でn-3脂肪酸サプリメントを積極的に処方する根拠は乏しいと考えられる。患者からの相談時には、その効果に過度な期待をしないよう説明する必要があるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

