高齢者への不適切処方中止に薬剤師主導の教育介入が有効か、カナダでの無作為化比較試験
【背景】
高齢者の外来診療では不適切な処方薬が高頻度で、有害事象や入院リスクを増大させている。本研究は、地域在住高齢者を対象に、薬剤師主導の教育介入が不適切処方薬の中止に与える効果を、通常ケアと比較した。
【結果】
介入群248人中106人(43%)が不適切処方薬を中止したのに対し、対照群241人中29人(12%)であった(リスク差31%、95%CI 23-38%)。睡眠薬では介入群43.2% vs 対照群9.0%(リスク差34%、95%CI 25-43%)、グリベンクラミドでは30.6% vs 13.8%(リスク差17%、95%CI 2-31%)で中止率が高かった。
【臨床へのインパクト】
カナダの高齢者において、薬剤師が患者に教育資料を渡し、医師に処方中止を提案する介入は、不適切な薬剤の中止率を大幅に向上させた。日本においても、高齢者への不適切処方問題は深刻であり、薬剤師が積極的に患者と医師に介入するデプレスクライビング戦略は、有害事象の予防や医療費削減に貢献する可能性がある。ただし、他の設定での一般化にはさらなる研究が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

