手根管症候群の保存療法、ステロイド注射はナイトスプリントより6週間時点での症状改善効果が優れる
【背景】
プライマリケアでよく用いられる手根管症候群の保存療法、ナイトスプリントとステロイド注射の比較有効性は不明でした。本研究は、軽度〜中等度手根管症候群患者において、両者の臨床的・費用対効果を比較検討しました。
【結果】
234名の患者を対象としたランダム化比較試験の結果、6週間時点のBoston Carpal Tunnel Questionnaire (BCTQ) スコアは、ステロイド注射群で平均2.02 (SD 0.81) とナイトスプリント群の2.29 (SD 0.75) より有意に良好でした (調整平均差 -0.32; 95% CI -0.48 to -0.16; p=0.0001)。有害事象の報告はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
プライマリケアで診る軽度〜中等度手根管症候群に対して、ステロイド注射はナイトスプリントよりも6週間時点での症状改善効果が優れていることが示されました。迅速な症状改善を求める患者には、ステロイド注射が第一選択肢として考慮される可能性があり、今後の診療ガイドラインや治療選択に影響を与えるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

