2型経口ポリオワクチン中止後もウイルス検出、VDPV2発生と低免疫が関連
【背景】
経口ポリオワクチン(OPV)は野生型ポリオウイルス根絶に貢献したが、ワクチン由来ポリオウイルス(VDPV)発生を防ぐためOPV自体の撤廃が必要。2016年4月に2型OPV(OPV2)が世界的に撤廃され、その影響を評価した。
【結果】
OPV2撤廃後2ヶ月でSabin-2型ポリオウイルス検出率は便検体で3.9%から0.2%に、下水検体で71.0%から13.0%に減少。しかし12ヶ月後も便検体で0.1%未満、下水検体で8.0%検出された。VDPV2アウトブレイクは9件報告され、低定期予防接種率(OR 1.64)および低集団免疫(OR 2.60)と関連した。
【臨床へのインパクト】
2型ポリオウイルスに対する高い集団免疫が、OPV2撤廃後のウイルス減少とVDPV2の流行抑制に寄与していることが示唆された。日本は不活化ポリオワクチンを使用しているため直接的な影響は小さいが、国際的なポリオ根絶戦略において、高リスク地域でのVDPV2アウトブレイク予防と集団免疫維持の重要性が再認識される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

