高齢者の心血管健康レベルと認知機能低下・認知症発症リスクの関連
【背景】
心血管健康レベルと認知症リスクの関連性については、これまでエビデンスが限られていました。本研究は、AHAの7項目ツールで定義される心血管健康レベルが、高齢者の認知症および認知機能低下のリスクとどのように関連するかを調査しました。
【結果】
6626人の高齢者を平均8.5年追跡した結果、最適な心血管健康指標の数が多いほど認知症リスクが低下しました。最適な指標が1つ増えるごとに認知症のハザード比は0.90(95%CI, 0.84-0.97)でした。また、最適な指標の数が多いほど、認知機能低下率も低いことが示されました。
【臨床へのインパクト】
本研究は、AHAの心血管健康指標を最適に保つことが、高齢者の認知症発症リスク低減および認知機能低下抑制に寄与する可能性を示唆します。日本の臨床現場でも、禁煙、BMI管理、運動習慣、適切な食生活、コレステロール、血糖、血圧の管理といった心血管健康の促進が、認知症予防の観点からも重要であることを患者指導に活かせるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

