脳損傷後の自殺リスク、デンマーク全国調査で約2倍に増加、重症度や受診回数でさらに高まる

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2018-08-14 | DOI:10.1001/jama.2018.10211

📄 原題:Association Between Traumatic Brain Injury and Risk of Suicide.

🔗 PubMed:PMID: 30120477

【背景】

脳損傷(TBI)は精神疾患を含む長期的な後遺症をもたらす可能性がありますが、TBIと自殺リスクの関連を評価した研究はこれまで多くありませんでした。本研究は、TBIとそれに続く自殺との関連を明らかにすることを目的としました。

【結果】

TBIの医療接触があった個人の自殺率は10万人年あたり41人(95%CI 39.2-41.9)で、TBIのない個人の20人(95%CI 19.7-20.1)と比較して、調整後発生率比(IRR)は1.90(95%CI 1.83-1.97)でした。重症TBIではIRR 2.38、軽症TBIではIRR 1.81、TBIの医療接触が3回以上の場合IRR 2.59と、重症度や受診回数が多いほどリスクが増加しました。

【臨床へのインパクト】

本研究はTBIの既往が自殺リスクを約2倍に高めることを示しました。特に重症TBIや複数回のTBI経験者、TBI後の期間が短いほどリスクが高い傾向にあります。日本の臨床現場では、TBI患者のフォローアップにおいて、精神科的スクリーニングや自殺リスク評価をより積極的に行う必要性が示唆されます。TBI後の患者に対する精神科医との連携強化や、早期介入プログラムの検討が求められるでしょう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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