HIV感染症の治療と予防に関する2018年IAS-USAパネル勧告、早期治療と新規レジメンを推奨
【背景】
抗レトロウイルス療法(ART)はHIV感染症の予防と管理の要である。2016年勧告以降の新たな知見や治療法を評価し、治療開始、モニタリング、レジメン変更、感染予防に関する最新の推奨を提示するため、本研究が実施された。
【結果】
ほぼ全てのHIV感染者に対し、診断後できるだけ早期のART開始が推奨された。初期治療には、インテグラーゼ鎖転移阻害薬(InSTI)と2つの核酸系逆転写酵素阻害薬(NRTI)の併用が一般的に推奨される。レジメン変更時は治療歴、忍容性、アドヒアランス、薬剤耐性歴を評価し、2〜3種類の活性薬剤を含む新規レジメンが推奨された。
【臨床へのインパクト】
本勧告は、HIV診断後できるだけ早期のART開始、特にInSTIを含むレジメンを初期治療として推奨しており、日本の診療ガイドラインにも影響を与える可能性がある。リスクのある個人への曝露前予防(PrEP)としてのテノホビルジソプロキシルフマル酸/エムトリシタビンも推奨されており、HIV感染予防への意識向上と導入が期待される。定期的なHIV検査の推奨も、早期発見と治療介入に繋がる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

