鎌状赤血球症の疼痛発作減少にL-グルタミン経口薬が有効、プラセボ対照第3相試験
【背景】
鎌状赤血球症の病態には酸化ストレスが関与しており、L-グルタミン経口投与が赤血球内の還元型NADを増加させ、酸化ストレスを軽減する可能性が示唆されていた。この治療が疼痛発作の減少につながるか検証された。
【結果】
鎌状赤血球症患者230名を対象とした48週間の試験で、L-グルタミン群はプラセボ群と比較して疼痛発作中央値が3.0回対4.0回と有意に少なかった(P=0.005)。入院回数もL-グルタミン群で中央値2.0回対プラセボ群3.0回と有意に少なかった(P=0.005)。
【臨床へのインパクト】
本研究は、L-グルタミン経口薬が鎌状赤血球症の疼痛発作と入院を減少させる可能性を示した。ヒドロキシ尿素併用下でも効果が認められており、既存治療に加えて新たな治療選択肢となる可能性がある。日本での鎌状赤血球症診療において、疼痛管理の改善に寄与する新たな治療法として導入が検討されるかもしれない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

