下気道感染症への抗菌薬使用、プロカルシトニンガイドで減少せず
【背景】
下気道感染症が疑われる患者への抗菌薬治療において、プロカルシトニン(PCT)測定が抗菌薬使用量に与える影響は不明でした。本研究は、PCTガイドによる抗菌薬使用が、抗菌薬使用日数と有害事象の発生率に与える影響を評価しました。
【結果】
PCT群と通常ケア群で、30日間の抗菌薬使用日数に有意差はありませんでした(平均4.2日 vs 4.3日、差 -0.05日、95%CI -0.6〜0.5、P=0.87)。また、有害事象の発生率もPCT群が11.7%、通常ケア群が13.1%と、PCT群の非劣性が確認されました(差 -1.5%、95%CI -4.6〜1.7、P<0.001)。
【臨床へのインパクト】
本研究の結果は、救急外来や入院患者において、PCT値とその解釈に関するガイダンスを提供しても、下気道感染症が疑われる患者の抗菌薬使用量を減らす効果は期待できないことを示唆します。PCT測定の導入を検討する際には、抗菌薬適正使用への直接的な寄与は限定的である可能性を考慮し、他の適正使用推進策と組み合わせる必要があるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

