無症状成人へのABIによるPADスクリーニング、現時点では推奨せず
【背景】
末梢動脈疾患(PAD)は、下肢の動脈硬化症であり、歩行障害や重症化すると組織壊死、切断に至る。PAD患者は心血管疾患(CVD)イベントのリスクも高いため、ABIを用いたスクリーニングの有用性を評価した。
【結果】
無症状成人に対するABIを用いたPADスクリーニングが、PADやCVDによる罹患率・死亡率を減少させるというエビデンスは不足していた。ABIを用いたアスピリン治療や運動療法の効果も、2つの質の高い研究で便益なしと示された。
【臨床へのインパクト】
米国予防サービス作業部会(USPSTF)は、無症状成人に対するABIを用いたPADおよびCVDリスクのスクリーニングについて、現時点では便益と害のバランスを評価するエビデンスが不十分であると結論付けた。日本の臨床現場でも、無症状成人へのABIスクリーニングは、現時点では積極的な推奨には繋がらないだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

