無症状者へのABIによるPADスクリーニング、直接的便益エビデンスは乏しい
【背景】
末梢動脈疾患(PAD)は心血管イベントや歩行機能低下のリスクが高い。足関節上腕血圧比(ABI)によるスクリーニングで治療が必要な患者を特定し、健康アウトカムを改善できるか不明であった。
【結果】
無症状者へのABIスクリーニングの直接的な便益を示す試験はなかった。ABIの診断精度は感度7-34%、特異度96-100%。低ABIの無症状者へのアスピリン投与は、複合心血管イベントに有意な効果なし(HR 1.00 [95%CI, 0.81-1.23])。
【臨床へのインパクト】
本研究は、無症状または非選択集団へのABIによるPADスクリーニングの有用性を示す直接的なエビデンスが不足していることを示唆する。現状では、無症状者へのルーチンなABIスクリーニング導入や、スクリーニングで発見されたPADに対するアスピリン治療の推奨を強化する根拠は乏しいと考えられる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

