アロマターゼ阻害薬による関節痛、鍼治療はプラセボや待機群より有効か
【背景】
アロマターゼ阻害薬(AI)は乳がん治療で頻用されますが、筋骨格系症状が最も多い副作用で、治療中止につながることもあります。鍼治療がAI関連関節痛を軽減する可能性が小規模研究で示唆されており、その効果を検証する大規模試験が望まれていました。
【結果】
6週時点でのBPI-WPスコアは、真の鍼治療群で2.05点、シャム鍼治療群で1.07点、待機群で0.99点低下しました。真の鍼治療群とシャム鍼治療群の調整差は0.92点(95%CI: 0.20-1.65, P=0.01)、真の鍼治療群と待機群の調整差は0.96点(95%CI: 0.24-1.67, P=0.01)でした。
【臨床へのインパクト】
閉経後早期乳がん患者のアロマターゼ阻害薬関連関節痛に対し、鍼治療は統計学的に有意な疼痛軽減効果を示しました。ただし、その改善幅は臨床的に意義のある2点という基準には達しておらず、臨床現場での鍼治療の導入を検討する際には、この効果の不確実性を考慮する必要があるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

