極低出生体重児の酸素飽和度目標値、死亡・障害複合アウトカムに差なし

📚 掲載誌:JAMA | 掲載日:2018-06-05 | DOI:10.1001/jama.2018.5725

📄 原題:Association Between Oxygen Saturation Targeting and Death or Disability in Extremely Preterm Infants in the Neonatal Oxygenation Prospective Meta-analysis Collaboration.

🔗 PubMed:PMID: 29872859

【背景】

極低出生体重児において、高すぎる酸素濃度も低すぎる酸素濃度も、それぞれ潜在的なメリットとデメリットがある。至適な酸素飽和度目標値が、死亡や主要な合併症にどう影響するかは不明であった。

【結果】

5つのRCTの統合解析の結果、低いSpo2目標値(85-89%)と高いSpo2目標値(91-95%)で、18-24ヶ月修正月齢時点での死亡または主要な障害の複合アウトカムに有意差はなかった(リスク差 1.7%, 95%CI -1.3%〜4.6%)。ただし、低いSpo2目標値は死亡リスク(RR 1.17, 95%CI 1.04〜1.31)と重症壊死性腸炎リスク(RR 1.33, 95%CI 1.10〜1.61)を増加させ、未熟児網膜症治療の必要性(RR 0.74, 95%CI 0.63〜0.86)を減少させた。

【臨床へのインパクト】

極低出生体重児の酸素飽和度管理において、低い目標値(85-89%)は死亡と壊死性腸炎のリスクを増加させる一方で、未熟児網膜症治療の必要性を減少させる可能性がある。今回の結果は、死亡または主要な障害という複合アウトカムには有意差がなかったものの、個別の重篤な合併症に対する影響が異なるため、酸素飽和度目標値の設定には慎重な判断が引き続き求められる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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