大腸がんスクリーニング、S状結腸内視鏡検査は男性に有効、女性への効果は限定的
【背景】
S状結腸内視鏡検査による大腸がん(CRC)スクリーニングが、男女別でCRC罹患率および死亡率に長期的にどのような影響を与えるかは不明でした。本研究は15年間の追跡期間を経て、その有効性を明らかにすることを目的としました。
【結果】
98,678人を対象とした本研究で、男性ではスクリーニング群のCRC罹患率が1.72%に対し非スクリーニング群は2.50%(リスク差 -0.78% [95% CI, -1.08 to -0.48])、CRC死亡率もスクリーニング群0.49%に対し非スクリーニング群0.81%(リスク差 -0.33% [95% CI, -0.49 to -0.16])と有意に減少しました。一方、女性ではCRC罹患率、死亡率ともに有意な差は認められませんでした。
【臨床へのインパクト】
S状結腸内視鏡検査による大腸がんスクリーニングは、男性のCRC罹患率および死亡率を有意に減少させる一方で、女性への効果は限定的であることが示唆されました。この結果は、日本における大腸がんスクリーニング戦略を検討する上で、男女差を考慮したアプローチの必要性を示唆する可能性があります。特に、男性においてはS状結腸内視鏡検査の積極的な導入が有効な選択肢となり得ます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

