高腫瘍変異負荷の進行非小細胞肺癌にニボルマブ+イピリムマブが有効、PD-L1発現問わず
【背景】
非小細胞肺癌(NSCLC)に対するニボルマブ+イピリムマブ併用療法は第1相試験で有望な効果を示した。腫瘍変異負荷(TMB)は治療効果のバイオマーカーとして期待されており、高TMB患者における本併用療法の有効性を検証する目的で本研究が実施された。
【結果】
高TMB(≧10変異/Mb)のNSCLC患者において、ニボルマブ+イピリムマブ群は化学療法群と比較して無増悪生存期間(PFS)が有意に延長した(ハザード比0.58、97.5%CI 0.41-0.81、P<0.001)。中央値PFSは併用群で7.2ヶ月、化学療法群で5.5ヶ月、1年PFS率はそれぞれ42.6%と13.2%であった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、高TMBの進行NSCLC患者に対する初回治療として、ニボルマブ+イピリムマブ併用療法がPD-L1発現レベルに関わらず化学療法よりもPFSを延長することを示した。これにより、TMB検査がNSCLC患者の治療選択における重要なバイオマーカーとして確立され、TMB高値の患者では免疫チェックポイント阻害薬併用療法が標準治療の選択肢となる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

