握力と全死亡・疾患別死亡・罹患率の関連性:UKバイオバンクの50万人大規模研究
【背景】
握力は身体能力の簡便な指標ですが、その低下が様々な疾患の罹患率や死亡率とどのように関連するか、また既存のオフィスベースのリスクスコアの予測能を向上させるかについては不明な点がありました。
【結果】
握力5kg低下ごとに、全死亡(女性HR 1.20, 95%CI 1.17-1.23; 男性HR 1.16, 95%CI 1.15-1.17)、心血管疾患、呼吸器疾患、全がん、大腸がん、肺がん、乳がんの死亡率が有意に上昇しました。握力を既存のリスクスコアに追加すると、全死亡、心血管疾患死亡、心血管疾患罹患の予測能が改善しました。
【臨床へのインパクト】
握力測定は、心血管疾患や呼吸器疾患、特定のがんによる死亡リスク、および全死亡リスクを簡便に評価する新たな指標となる可能性があります。日常診療で用いられているリスクスコアに握力を加えることで、患者さんの将来的な健康アウトカム予測精度が向上し、より個別化された予防介入やスクリーニングの検討に繋がるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

