2040年までの世界の医療費とユニバーサルヘルスケア達成度予測:低所得国で課題残る

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2018-05-05 | DOI:10.1016/S0140-6736(18)30697-4

📄 原題:Trends in future health financing and coverage: future health spending and universal health coverage in 188 countries, 2016-40.

🔗 PubMed:PMID: 29678341

【背景】

ユニバーサルヘルスケア(UHC)達成には、家計に過度な負担をかけない医療財源の確保が不可欠です。本研究は、188ヶ国の過去の医療費データに基づき、2040年までの医療費とUHC達成度の将来予測を目的としました。

【結果】

基準シナリオでは、世界の医療費は2015年の10兆ドルから2040年には20兆ドルに増加すると予測されました。一人当たりの医療費は上位中所得国で年4.2%と最も速く増加しますが、2040年でも低所得国では40〜413ドル、下位中所得国では140〜1699ドルにとどまる見込みです。UHC指数は一人当たりのプールされた医療財源と有意に関連していました。

【臨床へのインパクト】

本研究は、世界の医療費が今後も増加する一方で、低所得国では一人当たりの医療費が依然として低水準にとどまることを示唆しています。これは、日本のような先進国が国際保健医療協力において、単なる資金援助だけでなく、効率的かつ持続可能な医療財源確保の仕組みづくりへの貢献が重要であることを示唆します。また、UHC達成に向けて、各国の医療財源のプール化の重要性を再認識させるものです。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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