HIV妊婦へのテノホビル・エムトリシタビン併用、出生転帰に悪影響なし
【背景】
以前の試験で、HIV感染妊婦へのTDF-FTC-LPV/r併用は、ZDV-3TC-LPV/r併用と比較し、超早産と生後14日以内の死亡リスクが高い可能性が示唆された。本研究は米国コホートでこの関連を再評価した。
【結果】
4646件の出生転帰を解析した。TDF-FTC-LPV/r群とZDV-3TC-LPV/r群の比較では、早産リスク(RR 0.90, 95%CI 0.60-1.33)および低出生体重リスク(RR 1.13, 95%CI 0.78-1.64)に有意差はなかった。TDF-FTC-ATV/r群との比較でも同様に有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
米国におけるHIV感染妊婦へのTDF-FTC-LPV/r使用は、ZDV-3TC-LPV/rやTDF-FTC-ATV/rと比較して、早産や低出生体重などの有害な出生転帰リスクを高くしない可能性が示唆された。以前の懸念を払拭し、日本のHIV妊婦治療における選択肢の検討に資する情報となるだろう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

