敗血症性ショックに対するヒドロコルチゾン持続点滴、90日死亡率改善せず
【背景】
敗血症性ショック患者におけるヒドロコルチゾン投与が死亡率を減少させるかは不明でした。本研究は、人工呼吸器管理中の敗血症性ショック患者を対象に、ヒドロコルチゾンが90日死亡率に与える影響を検証しました。
【結果】
3800名の患者がランダム化され、90日死亡率はヒドロコルチゾン群で27.9%(511名)、プラセボ群で28.8%(526名)でした(オッズ比 0.95、95%CI 0.82-1.10、P=0.50)。ショックからの回復はヒドロコルチゾン群で早く、人工呼吸期間も短縮しましたが、90日死亡率に有意差はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、人工呼吸器管理下の敗血症性ショック患者に対するヒドロコルチゾン持続点滴が90日死亡率を改善しないことを示しました。ショックからの回復や人工呼吸期間の短縮効果は認められたものの、死亡率への影響がなかったことから、日本の臨床現場では、敗血症性ショックに対するヒドロコルチゾン投与の適応や目的を再検討する必要があるかもしれません。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

