TRK融合遺伝子陽性癌に広範に奏効、小児から成人までラロトレクチニブの有効性と安全性
【背景】
TRK融合遺伝子は多様な癌種に認められ、特に治療選択肢の少ない患者さんにとって新たな治療法が求められていました。本研究は、このTRK融合遺伝子陽性癌に対する選択的TRK阻害薬ラロトレクチニブの有効性と安全性を評価しました。
【結果】
TRK融合遺伝子陽性癌患者55例(4ヶ月〜76歳)において、独立評価による全奏効率は75%(95%CI, 61〜85)でした。1年時点で71%の奏効が持続し、55%の患者さんが無増悪でした。有害事象は軽度が多く、薬剤関連の重篤な有害事象による中止例はありませんでした。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、TRK融合遺伝子陽性癌に対し、年齢や癌種を問わずラロトレクチニブが著明かつ持続的な抗腫瘍活性を示すことを示しました。今後、分子プロファイリングによるTRK融合遺伝子検査が、診断から治療選択に至る診療フローにおいて、より重要な役割を果たす可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

