脳梗塞に対する血栓除去術、発症6~16時間後でも灌流画像で選択すれば有効
【背景】
脳梗塞に対する血栓除去術は、発症6時間以内の患者に推奨されています。しかし、発症から時間が経過した患者においても、まだ梗塞に至っていない虚血組織が残っている場合、血栓除去術が有効かどうかは不明でした。この研究は、発症6~16時間後の患者における血栓除去術の有効性を検証しました。
【結果】
血栓除去術と標準治療の併用は、標準治療単独と比較して、90日時点のmodified Rankin scaleの機能的転帰分布を良好に改善しました(オッズ比 2.77, P<0.001)。機能的自立(mRS 0~2)を達成した患者の割合は、併用群で45%、単独群で17%と有意に高くなりました(P<0.001)。
【臨床へのインパクト】
この研究結果は、適切な画像選択基準(初期梗塞体積70ml未満、虚血組織/梗塞体積比1.8以上)を満たせば、脳梗塞発症から6~16時間経過した患者に対しても、血栓除去術が有効な治療選択肢となりうることを示唆しています。これにより、現在6時間以内とされている血栓除去術の適応時間が拡大し、治療可能な患者が増加する可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

