乳児アデノウイルス感染症、敗血症様症状で過剰な検査・抗菌薬投与を招く
【背景】
小児呼吸器感染症の2〜5%、肺炎の4〜10%を占めるアデノウイルス感染症は、乳児の臨床像や治療への影響が不明な点が多い。本研究は、乳児のアデノウイルス感染症の臨床像と管理への影響を評価することを目的とした。
【結果】
アデノウイルス感染症で入院した乳児491例の解析では、38%が入院時に無熱性であった。67%が上気道症状、34%が消化器症状、12%が呼吸困難、9%が結膜炎を呈した。57%で白血球増多、46%でCRPが50μg/mL超であり、72%が抗菌薬治療を受けた。
【臨床へのインパクト】
乳児のアデノウイルス感染症は、発熱がなくても白血球増多やCRP高値を示すことがあり、敗血症と誤診され、不必要な腰椎穿刺や抗菌薬投与に繋がる可能性がある。迅速かつ高感度なアデノウイルス検出法を導入することで、適切な診断と治療選択を支援し、過剰な介入を減らすことが期待される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

