黄色ブドウ球菌菌血症へのリファンピシン併用、標準治療への上乗せ効果なし
【背景】
黄色ブドウ球菌菌血症は重症感染症の主要原因であり、早期の殺菌や感染巣の無菌化、転移性感染の抑制が重要である。リファンピシン併用が治療失敗、再発、死亡を減少させるという仮説を検証した。
【結果】
リファンピシン群370例とプラセボ群388例を比較。12週時点での治療失敗、再発、死亡はリファンピシン群17%に対しプラセボ群18%で、絶対リスク差は-1.4% (95%CI -7.0~4.3)、ハザード比0.96 (0.68~1.35, p=0.81) と有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
黄色ブドウ球菌菌血症の成人患者において、標準的な抗菌薬治療にリファンピシンを2週間併用しても、治療失敗、再発、死亡の抑制という主要アウトカムに全体的な上乗せ効果は認められなかった。リファンピシン群では抗菌薬変更を要する有害事象が有意に多く、薬物相互作用も増加したことから、本邦の臨床現場においてルーチンでのリファンピシン併用は推奨されない。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

