ホジキンリンパ腫III/IV期に対するA+AVD療法、ABVD療法を上回る有効性を示す
【背景】
進行期ホジキンリンパ腫の標準治療はABVD療法ですが、再発・難治性症例には抗CD30抗体薬物複合体であるブレンツキシマブベドチンが承認されています。この研究は、未治療の進行期ホジキンリンパ腫患者において、ブレンツキシマブベドチンを加えたA+AVD療法がABVD療法と比較して優れているかを検証しました。
【結果】
2年時点の修正無増悪生存率は、A+AVD群で82.1%(95%CI 78.8-85.0)、ABVD群で77.2%(95%CI 73.7-80.4)でした。A+AVD群はABVD群より4.9パーセンテージポイント高く、ハザード比は0.77(95%CI 0.60-0.98, P=0.04)でした。好中球減少症はA+AVD群で58%、ABVD群で45%に認められました。
【臨床へのインパクト】
この結果は、進行期ホジキンリンパ腫の初回治療において、A+AVD療法がABVD療法よりも優れている可能性を示唆しています。もしA+AVD療法が標準治療として確立されれば、日本の臨床現場では、進行期ホジキンリンパ腫患者の治療選択肢が変わり、治療成績の向上が期待されます。ただし、好中球減少症や末梢神経障害の増加に留意し、G-CSF予防投与の検討が必要となるでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

