1日1本の喫煙でも心血管疾患リスクは半分、減煙では不十分
【背景】
喫煙量が少ない(1日1〜5本)場合の冠動脈疾患(CHD)と脳卒中(Stroke)のリスクは十分に解明されていません。肺がんでは喫煙量とリスクの間に線形関係が示されていますが、心血管疾患ではどうでしょうか。本研究は、軽度喫煙が心血管疾患リスクに与える影響を定量的に評価することを目的としました。
【結果】
男性では1日1本喫煙でCHDリスクが1.48倍(20本で2.04倍)、女性では1.57倍(20本で2.84倍)でした。1日1本の喫煙によるCHD過剰リスクは、20本喫煙の男性で46%、女性で31%に達しました。脳卒中についても同様に、1日1本喫煙で男性1.25倍、女性1.31倍と、20本喫煙の約半分程度の過剰リスクが認められました。
【臨床へのインパクト】
1日1本程度の軽度喫煙でも、冠動脈疾患や脳卒中のリスクは20本喫煙者の約半分と、予想以上に高いことが示されました。この結果は、心血管疾患に関して「安全な喫煙レベルは存在しない」ことを強く示唆します。患者指導においては、減煙ではなく禁煙を目標とすることが、これら主要な疾患リスクを大幅に低減するために不可欠であると強調すべきでしょう。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

