軍人PTSDに対する集中曝露療法は通常曝露療法と同等、他療法との差は限定的
【背景】
現役軍人の心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対し、効果的かつ効率的な治療法が求められている。本研究は、曝露療法を2週間で集中して行う場合(集中曝露療法)と8週間かけて行う場合(通常曝露療法)、および現在中心療法(PCT)のPTSD重症度への影響を比較した。
【結果】
治療2週間後、集中曝露療法は最小接触対照群と比較してPTSD症状重症度を有意に減少させた(平均減少量の差 3.70、95%CI 0.72-6.68、P=0.02)。集中曝露療法は、治療2週間後および12週間後のいずれにおいても通常曝露療法に対し非劣性であった(P=0.049、P=0.03)。通常曝露療法とPCTとの間に有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
現役軍人のPTSDに対する集中曝露療法は、短期間で実施できるにもかかわらず、通常曝露療法と同程度の効果が期待できることが示唆された。これは、多忙な日本の臨床現場において、曝露療法をより効率的に提供できる可能性を示唆する。ただし、いずれの治療法でも症状改善は中程度であり、さらなる効果的な治療法の開発や、これらの結果の臨床的意義を評価する研究が必要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

