既存自己免疫疾患のあるがん患者への免疫チェックポイント阻害薬使用、有害事象と治療継続の可能性
【背景】
免疫チェックポイント阻害薬(CPI)は免疫関連有害事象(irAE)が高頻度で、自己免疫疾患合併患者には推奨されにくい。本研究は、既存の自己免疫疾患を持つがん患者におけるCPI関連有害事象のエビデンスをまとめることを目的とした。
【結果】
49報の論文から123例が特定され、75%(92例)で既存自己免疫疾患の悪化、irAE、またはその両方が認められた。CPI開始時に免疫抑制療法を受けていた患者は、受けていない患者よりも有害事象が少ない傾向が見られた。有害事象の半数以上はCPI中止なしで改善し、3例が有害事象で死亡した。
【臨床へのインパクト】
自己免疫疾患合併がん患者へのCPI使用は、病態悪化やirAEのリスクがあるものの、多くの場合、ステロイドなどで管理可能であり、CPI中止をせずに治療継続できる可能性が示唆された。ただし、一部は重篤で致死的となる可能性もあるため、慎重なモニタリングと管理が重要である。今後の前向き研究で発症率やリスク・ベネフィットの評価が期待される。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

