中国における1型糖尿病発症率、成人発症が多数を占め、小児発症率は世界最低水準
【背景】
中国では1型糖尿病の疫学データが不足しており、特に成人を含む全年齢層での発症率に関する全国規模の調査はこれまでありませんでした。本研究は、2010年から2013年の中国における全年齢層の1型糖尿病発症率を推定することを目的としました。
【結果】
5018例の新規1型糖尿病が確認され、全年齢層の発症率は10万人年あたり1.01(95%CI 0.18-1.84)でした。新規発症の65.3%は20歳以上で、年齢群別では0-14歳で1.93、15-29歳で1.28、30歳以上で0.69でした。小児の発症率は緯度と正の相関を示しました。
【臨床へのインパクト】
中国では1型糖尿病の新規発症の大部分が成人であることを示唆しています。日本の臨床現場においても、成人発症の1型糖尿病を見逃さないよう、鑑別診断の重要性が再認識されます。特に、小児の発症率が世界的に見ても低いという結果は、日本人を含むアジア人における1型糖尿病の病態や発症機序の多様性を考慮する上で重要な示唆を与えます。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

