MRI非対応心臓デバイス患者への1.5テスラMRI実施、長期的な有害事象なし
【背景】
ペースメーカーや植込み型除細動器(ICD)患者は、MRI対応デバイス以外では安全性の懸念からMRI検査を断られることが多い。本研究は、MRI非対応(レガシー)デバイス患者における1.5テスラMRIの安全性を前向きに評価した。
【結果】
1509人の患者で2103件のMRI検査を実施し、長期的な臨床的に有意な有害事象は報告されなかった。9件(0.4%;95%CI 0.2-0.7)の検査でデバイスがバックアップモードにリセットされたが、8件は一時的だった。デバイスパラメータの変化はあったが、臨床的に有意なものではなく、デバイスの交換や再プログラミングは不要だった。
【臨床へのインパクト】
本研究は、特定の安全プロトコルを用いることで、MRI非対応のペースメーカーやICDを装着した患者にも1.5テスラMRIが安全に実施できる可能性を示唆している。これにより、これまでMRI検査を受けられなかった患者が、心臓デバイスを理由に診断機会を失うことを減らし、診断の選択肢を広げることが期待される。ただし、デバイスのバッテリー残量など、個別の状況に応じた慎重な判断とプロトコルの遵守が重要である。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

