平熱の個人差をビッグデータで解析、死亡率との関連も明らかに
【背景】
個人の平熱にはばらつきがあるが、その実態や生理学的・健康状態との関連は不明な点が多い。本研究は、大規模な患者データを解析し、個々の平熱を推定し、その変動要因と予後との関連を評価した。
【結果】
35,488人の患者データ解析の結果、平均体温は36.6℃(95%範囲 35.7-37.3℃)であった。年齢が10歳上がるごとに平熱は0.021℃低下し(P<0.001)、アフリカ系アメリカ人女性は白人男性より0.052℃高かった(P<001)。これらの要因で説明できる平熱の変動は全体の8.2%に過ぎなかった。
【臨床へのインパクト】
平熱には個人差があり、年齢、性別、人種、併存疾患などで変動するが、その大部分は未解明である。しかし、この未解明な平熱の変動が、その後の1年死亡率と有意に関連しており、0.149℃の上昇で死亡リスクが8.4%高まる(P=0.014)。平熱の測定と解釈が、患者の予後予測に新たな情報をもたらす可能性を示唆している。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

