IVF-ET施行の甲状腺自己抗体陽性かつ甲状腺機能正常女性へのレボチロキシン、流産率減少せず
【背景】
甲状腺機能が正常でも甲状腺自己抗体陽性の女性は流産リスクが高いとされます。体外受精・胚移植(IVF-ET)を受ける女性において、レボチロキシン治療が妊娠転帰を改善するかは不明でした。
【結果】
IVF-ET施行の抗サイロペルオキシダーゼ抗体陽性女性600名を対象とした研究で、レボチロキシン群と非治療群の流産率はそれぞれ10.3%(107人中11人)と10.6%(113人中12人)で、絶対差は-0.34%(95%CI -8.65%〜8.12%)でした。
【臨床へのインパクト】
本研究は、中国のIVF-ETを受ける甲状腺機能正常かつ抗サイロペルオキシダーゼ抗体陽性女性において、レボチロキシン治療が流産率や生児出生率を改善しないことを示しました。この結果は、同様の患者背景を持つ日本のIVF-ET施設でのレボチロキシンルーチン投与の再検討を促す可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

