全血献血頻度短縮は献血量増加も、症状と鉄欠乏を増やす:英国4.5万人の大規模RCT

📚 掲載誌:Lancet | 掲載日:2017-11-25 | DOI:10.1016/S0140-6736(17)31928-1

📄 原題:Efficiency and safety of varying the frequency of whole blood donation (INTERVAL): a randomised trial of 45 000 donors.

🔗 PubMed:PMID: 28941948

【背景】

全血献血の頻度制限は主にドナーの健康を守るためだが、国によってその頻度は大きく異なる。本研究では、英国の標準的な献血間隔と、他国で採用されているより短い間隔を比較し、その効率性と安全性を評価した。

【結果】

2年間で、男性の献血量は8週群で1.69単位(95%CI 1.59-1.80)、女性の献血量は12週群で0.84単位(95%CI 0.76-0.91)増加した。生活の質、身体活動、認知機能に有意差はなかった。しかし、献血頻度が高いほど、倦怠感、息切れ、ふらつき、めまい、むずむず脚症候群などの症状が増加し、ヘモグロビンとフェリチン濃度が低下し、低ヘモグロビンによる献血延期が増加した(いずれもp<0.0001)。

【臨床へのインパクト】

献血頻度を短縮することで献血量は大幅に増加するが、ドナーの自覚症状や鉄欠乏のリスクが高まることが示唆された。日本において献血頻度のガイドラインを検討する際には、献血量の確保とドナーの健康維持とのバランスを慎重に考慮する必要がある。特に、鉄欠乏による献血延期や自覚症状の増加は、ドナーの継続的な参加意欲に影響を与える可能性があり、十分な情報提供とフォローアップが重要となる。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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