非透析CKD患者のうつ病にセルトラリンは無効、プラセボと同程度の改善
【背景】
慢性腎臓病(CKD)患者にうつ病は高頻度で、罹患率や死亡率に影響する。しかし、CKD患者における選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)の有効性と安全性は不明だった。
【結果】
非透析CKDうつ病患者201名を対象に、セルトラリン群とプラセボ群で12週間の治療効果を比較した。主要評価項目であるうつ症状スコア(QIDS-C16)の変化量は、セルトラリン群-4.1に対しプラセボ群-4.2であり、群間差は0.1 (95% CI, -1.1 to 1.3; P=0.82)と有意差はなかった。
【臨床へのインパクト】
非透析CKD患者のうつ病治療において、セルトラリンはプラセボと比較してうつ症状を有意に改善しないことが示された。この結果は、非透析CKD患者のうつ病に対しセルトラリンを使用することを支持しない。CKD患者のうつ病治療薬選択において、SSRIの有効性について慎重な検討が求められる。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

