難治性てんかん外科手術における病理診断、成人では海馬硬化症、小児では限局性皮質異形成が最多
【背景】
薬剤抵抗性焦点てんかんの原因となる脳の構造病変に関する詳細な神経病理学的情報は、病態理解に不可欠です。本研究は、てんかん外科手術で切除された脳組織の病理診断を大規模に解析し、その特徴を明らかにすることを目的としました。
【結果】
欧州12カ国36施設、9523例の解析で、てんかん外科手術における病理診断は36種類に分類されました。最も多かったのは海馬硬化症で36.4%(成人では88.7%)、次いで腫瘍が23.6%(主に神経節膠腫)、皮質形成異常が19.8%(最も多いのは限局性皮質異形成で52.7%が小児)でした。
【臨床へのインパクト】
薬剤抵抗性焦点てんかんに対する外科手術を検討する際、特に成人では海馬硬化症、小児では限局性皮質異形成が最も一般的な病理診断となることが示されました。両群で腫瘍が2番目に多い病変であることも明らかになり、術前の画像診断や病理診断の重要性が再認識されます。この知見は、てんかん外科の術前評価や治療戦略の策定において、診断の優先順位付けに影響を与える可能性があります。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

