急性期脳卒中患者へのルーチン低用量酸素投与は死亡・障害を減らさない
【背景】
急性期脳卒中患者では低酸素血症が頻繁に起こり、二次的な神経悪化を招く可能性がある。酸素投与が低酸素血症を予防し、回復を改善するかどうかは不明であった。
【結果】
急性期脳卒中患者8003例を対象とした結果、酸素投与群と対照群で90日後のmRSスコアに有意差なし(OR 0.97, 95%CI 0.89-1.05, p=0.47)。夜間のみの酸素投与も持続酸素投与も優位性は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
低酸素血症を認めない急性期脳卒中患者に対する低用量のルーチン酸素投与は、死亡率や3ヶ月後の障害を改善しないことが示された。本研究結果は、この設定での予防的酸素投与を支持しないため、日本の臨床現場において、急性期脳卒中患者へのルーチン酸素投与の適応を見直すきっかけとなる可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

