イギリス地域住民の緑内障有病率と眼圧分布、診断における眼圧の有用性

📚 掲載誌:BMJ | 掲載日:2017-09-13 | DOI:10.1136/bmj.j3889

📄 原題:Glaucoma and intraocular pressure in EPIC-Norfolk Eye Study: cross sectional study.

🔗 PubMed:PMID: 28903935

【背景】

緑内障は失明原因となる疾患ですが、その有病率や眼圧分布は地域によって異なります。また、緑内障診断における眼圧の感度・特異度は十分検討されていません。本研究はイギリス地域住民における緑内障の有病率と眼圧の分布を調査し、診断における眼圧の有用性を評価しました。

【結果】

8401名の平均眼圧は16.3 mmHg(95%CI 16.2-16.3 mmHg)でした。363名(4%)に緑内障があり、その87%が原発開放隅角緑内障でした。新規診断の原発開放隅角緑内障患者の76%(83/107名)で平均眼圧が21 mmHg未満でした。緑内障診断において、単一の眼圧閾値では十分な感度と特異度が得られませんでした。

【臨床へのインパクト】

イギリスの地域住民において、緑内障、緑内障疑い、高眼圧症の患者は多数存在し、眼科への紹介が潜在的に多くなることが示唆されます。特に、新規診断の原発開放隅角緑内障の多くが正常眼圧であったことから、緑内障のスクリーニングや診断において、眼圧のみに依存したアプローチは不正確であり、その有用性は低いと考えられます。眼圧以外の検査も組み合わせた総合的な評価の重要性が再認識されます。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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