更年期ホルモン療法と全死亡・特定死因死亡:WHI試験18年追跡
【背景】
ホルモン補充療法(HRT)の健康アウトカムは報告されているが、全死亡および特定死因死亡に焦点を当てた長期追跡データは不足していた。本研究は、WHI試験の介入期および介入後長期追跡における総死亡率と死因別死亡率を検証した。
【結果】
平均18年間の追跡で、HRT群の全死亡率は27.1%、プラセボ群は27.6%で、HRは0.99(95%CI 0.94-1.03)と有意差なし。心血管死亡率(HR 1.00, 95%CI 0.92-1.08)および全がん死亡率(HR 1.03, 95%CI 0.95-1.12)も有意差は認められなかった。
【臨床へのインパクト】
更年期ホルモン療法は、結合型エストロゲン単独またはプロゲスチン併用いずれも、18年間の追跡期間において、全死亡、心血管死亡、がん死亡のリスクを増加させないことが示唆された。これは、HRTの長期安全性に対する懸念を払拭し、特に若年閉経女性へのHRT導入を検討する際の重要なエビデンスとなり、日本の臨床現場におけるHRT適応拡大や患者指導に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

