吸収性スキャフォールド(BVS)の2年成績、薬剤溶出性ステント(EES)と比較し有害事象増加
【背景】
生体吸収性血管スキャフォールド(BVS)は完全吸収後に長期予後改善の可能性を秘める。1年時点では非劣性を示すも、標的血管関連心筋梗塞やデバイス血栓症増加が指摘された。1年以降のBVSの成績は不明であり、2年時点および1~2年間の安全性と有効性を検証した。
【結果】
BVSは2年累積でデバイス関連複合エンドポイント(9.4% vs 7.4%; RR 1.29 [95% CI 1.08-1.56], p=0.0059)およびデバイス血栓症(2.3% vs 0.7%; RR 3.35 [95% CI 1.96-5.72], p<0.0001)がEESより有意に高かった。1~2年間のランドマーク解析でも同様にBVSで有害事象が増加した。
【臨床へのインパクト】
冠動脈疾患に対するBVS留置は、金属製薬剤溶出性ステントと比較して、2年時点および1年以降もデバイス関連有害事象(心筋梗塞、再血行再建、デバイス血栓症)のリスクが高いことが示された。特にデバイス血栓症の増加は臨床上重要であり、BVSの適応や周術期管理を再検討する必要がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

