SGLT2阻害薬カナグリフロジン、2型糖尿病患者の心血管イベント抑制も下肢切断リスク増

📚 掲載誌:N Engl J Med | 掲載日:2017-08-17 | DOI:10.1056/NEJMoa1611925

📄 原題:Canagliflozin and Cardiovascular and Renal Events in Type 2 Diabetes.

🔗 PubMed:PMID: 28605608

【背景】

SGLT2阻害薬カナグリフロジンは血糖降下作用に加え、血圧、体重、アルブミン尿の改善効果が知られている。本研究は、2型糖尿病患者におけるカナグリフロジンの心血管・腎イベントおよび安全性への影響を評価した。

【結果】

2型糖尿病と高心血管リスクを持つ患者10,142人を対象に、カナグリフロジン群とプラセボ群で比較した。主要心血管イベント(心血管死、非致死性心筋梗塞、非致死性脳卒中の複合)はカナグリフロジン群で有意に低かった(ハザード比 0.86; 95% CI, 0.75-0.97; P=0.02)。腎イベント抑制の可能性も示唆されたが、下肢切断リスクは増加した(ハザード比 1.97; 95% CI, 1.41-2.75)。

【臨床へのインパクト】

2型糖尿病患者、特に心血管リスクの高い症例に対し、カナグリフロジンは心血管イベント抑制の選択肢となりうる。しかし、下肢切断リスクの増加、特に足趾や中足骨レベルでの切断に注意が必要である。処方時には、患者の血管病変や神経障害の有無を慎重に評価し、フットケア指導の徹底など、リスク管理を強化した診療が求められるだろう。

本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。

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