小児の冬期ウイルス性上気道感染症予防、高用量ビタミンDは標準用量と差なし
【背景】
ビタミンD低値とウイルス性上気道感染症リスクの関連が示唆されるが、小児における冬期のビタミンD補充が感染リスクを低減するかは不明だった。本研究は、高用量ビタミンD補充が小児の冬期上気道感染症を減らすかを検証した。
【結果】
1〜5歳の健康な小児703人を対象に、高用量(2000 IU/日)と標準用量(400 IU/日)のビタミンDを冬期に投与した。主要評価項目である検査確定上気道感染症の平均発生数は、高用量群1.05回、標準用量群1.03回で、両群間に有意差はなかった(発生率比0.97、95%CI 0.80-1.16)。
【臨床へのインパクト】
本研究結果は、健康な1~5歳児において、標準用量と比較して高用量のビタミンD補充が冬期のウイルス性上気道感染症を予防しないことを示唆する。現状、小児のウイルス性上気道感染症予防目的で高用量ビタミンDをルーチンに処方する根拠は乏しい。今後の診療ガイドラインや処方慣行に影響を与える可能性がある。
本記事は AI(Gemini)が PubMed 上の英語 Abstract を要約したものです。臨床判断には必ず原著をご確認ください。
